目次
はじめに
この記事について
この連載では、厚揚げ・明太子・大葉を組み合わせた簡単でおいしいおつまみレシピを紹介します。トースターやフライパンで手早く作れるメニューを中心に、マヨネーズやチーズ、ツナなどの組み合わせも提案します。
使う食材の特徴
- 厚揚げ:外は香ばしく中はふっくら。焼くと旨みが増します。
- 明太子:ピリッとした辛味と旨みが特徴で、少量でも風味が強く出ます。
- 大葉:爽やかな香りが明太子の味を引き立て、後味をさっぱりさせます。
この連載の楽しみ方
短時間で作れるので、夕食の一品や晩酌のお供にぴったりです。材料は手に入りやすく、分量や具材を変えて家庭流のアレンジも楽しめます。各章で作り方とコツを丁寧に説明しますので、初めての方でも安心して挑戦できます。
厚揚げの明太マヨ焼き(トースターで5分!絶品おつまみ)
材料(2人分)
- 厚揚げ:2枚
- 明太子:20g
- マヨネーズ:大さじ1
- すりおろしにんにく:小さじ2/3
- 大葉:適量
下ごしらえ
厚揚げは軽くキッチンペーパーで表面の油を押さえます。食べやすく半分または一口大に切ると、火の通りと食感がよくなります。
作り方
- ボウルに明太子の薄皮を取り除き、マヨネーズとにんにくを加えてよく混ぜます。味を見て塩気が足りなければ少量の醤油を足してください。
- 厚揚げに混ぜたソースをたっぷり塗ります。表面に格子状に切り込みを入れるとソースがなじみやすくなります。
- トースターの天板にクッキングシートを敷き、厚揚げを並べます。5〜6分ほど、表面にこんがりと焼き色がつくまで加熱します。トースターの機種で加熱時間は調整してください。
- 焼き上がったら刻んだ大葉をのせて、熱いうちに召し上がってください。
ポイントとコツ
- 厚揚げの油は軽く拭くことでソースがはがれにくくなり、仕上がりがきれいになります。
- にんにくは苦手なら少量に減らしてください。辛味が気になる場合は加熱時間をやや長めにして焼き色をつけると風味が和らぎます。
- おつまみにはそのまま、大葉が苦手なら万能ねぎや刻み海苔でも合います。
簡単で時短、明太の旨みと大葉の爽やかさがよく合うおつまみです。トースターだけで手軽に作れるので、あと一品欲しいときにおすすめです。
明太子と大葉の油揚げサンド(パリじゅわ食感が魅力)
材料(1人分)
- 油揚げ:1枚
- 明太子:約20g(小1腹)
- 青じそ(大葉):5枚
- 柚子こしょう:適量(小さじ1/4〜お好みで)
- しょうゆ:少々(お好みで)
作り方
- 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、キッチンペーパーでしっかり水気を取る。半分に切って袋状に開く。
- 明太子は包丁で軽くほぐす。青じそは軸を取り、さっと水気を拭く。
- 油揚げの内側に明太子を均等にのせ、その上に青じそを重ねる。柚子こしょうを少量のせ、香りづけにしょうゆをほんの少し垂らす。
- 開いた口を閉じてトースターに入れ、約5分(焦げ目がつくまで)焼く。焼き上がりは表面がパリッと中がじゅわっとします。
- 食べやすく切って器に盛る。
ポイントとコツ
- 油揚げの水気をしっかり取るとよりパリッと焼けます。
- 柚子こしょうは少量から加えて辛さを調整してください。
- 焼くときは合わせ目を下にして置くと形が崩れにくいです。
アレンジ例
- マヨネーズを少量混ぜた明太子にするとまろやかになります。
- チーズを1枚入れても相性抜群です。
保存と温め直し
- 作り置きはおすすめしませんが、余った分は冷蔵で1日保存し、トースターで再び1〜2分焼くと香ばしく戻ります。
明太ツナメルト厚揚げ(チーズ&ツナで豪華アレンジ)
説明
厚揚げを器のようにくり抜き、中に明太子・ツナ・マヨネーズを合わせた具を詰め、スライスチーズをのせて焼くボリューム満点の一品です。チーズのコクと明太子のピリッとした風味がよく合い、大葉が爽やかさを添えます。簡単に作れておつまみや一品料理にもぴったりです。
材料(2人分)
- 厚揚げ:2個
- 明太子:30g(中身)+トッピング用20g
- ツナ缶:1缶(油を切る)
- マヨネーズ:大さじ1
- スライスチーズ:2枚
- 大葉:1枚(刻む)
作り方
- 厚揚げは上部を切り落とし、スプーンで中をくり抜いて器状にします。皮を破らないように気をつけてください。中の油は軽く拭き取ると仕上がりが良くなります。
- ボウルに明太子(30g)をほぐし、油を切ったツナとマヨネーズを加えてよく混ぜます。味を見て塩気が足りなければ少量のしょうゆを加えて調整してください。
- くり抜いた厚揚げに具を詰め、上にスライスチーズをのせます。トースターまたはオーブンのグリル機能で約5分、チーズが溶けて焼き色がつくまで加熱します(機種により時間は調整してください)。
- 焼き上がったら刻んだ大葉とトッピング用の明太子20gを散らして完成です。
ポイント・コツ
- 明太子は加熱で風味が飛ぶため、仕上げのトッピングで風味を出すと美味しくなります。
- ツナの油はしっかり切るとべたつかず食べやすくなります。
- 厚揚げのサイズにより具の量を調整してください。
盛り付け・楽しみ方
熱いうちにどうぞ。刻み大葉の代わりに万能ねぎを使っても合います。軽くレモンを絞るとさっぱりして食べやすくなります。食べ応え抜群でチーズのコクと大葉の爽やかさが絶妙です。
厚揚げチーズ大葉はさみ焼き(アレンジ例)
説明
厚揚げに切り込みを入れて大葉とチーズを挟み、フライパンでじっくり焼く一品です。外は香ばしく中はとろっとした食感が楽しめます。短時間で作れておつまみや副菜にぴったりです。
材料(2人分)
- 厚揚げ 1枚
- 大葉 4枚
- とろけるチーズ 適量(大さじ2程度)
- サラダ油 小さじ1
- 醤油 小さじ1(仕上げ用)
作り方
- 厚揚げは中央に深さのある切り込みを入れ、ポケットを作ります。
- 大葉を半分に切り、チーズと一緒に切り込みにやさしく押し込みます。具を詰めすぎないこと。
- フライパンに油を熱し、厚揚げを弱めの中火で置きます。ふたをして3〜4分焼き、裏返してさらに3分ほど焼きます。
- 仕上げに醤油を回しかけて香ばしさを出します。
調理のポイント
切り込みに具を押し込むときはやさしく行ってください。強く押すと厚揚げが破れます。火加減は中火よりやや弱めを保ち、内側まで温まってチーズが溶けるまでじっくり焼いてください。
アレンジ例:明太マヨ厚揚げ
明太子とマヨネーズを混ぜ、チーズの代わりに塗るだけで簡単にアレンジできます。お好みで刻みネギを散らすと風味が増します。
明太子×厚揚げレシピのバリエーション
明太子と厚揚げは、手軽で味わい深い組み合わせです。トースターやフライパンでさっと焼くだけでおつまみや副菜になります。ここでは定番の組み合わせをベースにしたバリエーションを紹介します。
1) 明太マヨチーズ焼き
- 材料:厚揚げ、明太子、マヨネーズ、とろけるチーズ
- 作り方:明太子とマヨを混ぜて厚揚げにのせ、チーズをかけてトースターで5〜7分焼きます。香ばしく仕上がります。
2) 明太チーズ卵焼き
- 材料:卵、明太子、刻みネギ、薄切り厚揚げ
- 作り方:卵液に明太子を混ぜ、薄切り厚揚げを巻き込みながら焼きます。朝食にもおすすめです。
3) 明太もちチーズもんじゃ風
- 材料:もち、明太子、チーズ、刻みキャベツ、厚揚げ
- 作り方:厚揚げを小さく切って具に加え、明太もちチーズを混ぜてフライパンで焼きます。食感の変化が楽しい一品です。
4) 明太大葉厚揚げピンチョス
- 材料:厚揚げ、小分け明太、千切り大葉、楊枝
- 作り方:厚揚げに明太と大葉をのせて串に刺すだけ。おもてなしや子どものおやつにも向きます。
5) 明太ツナディップ厚揚げ
- 材料:明太子、ツナ缶、マヨ、厚揚げ
- 作り方:明太とツナを混ぜてディップを作り、厚揚げに添えます。お酒に合う前菜になります。
ポイント:明太子の塩分を確認して味を調整してください。大葉やレモンで爽やかさを足すと重くなりません。どれも短時間で作れますので、気軽に試してみてください。