目次
はじめに
本書の目的
本書は、明太子・チーズ・もちを組み合わせたレシピとアレンジをやさしく紹介します。電子レンジやフライパン、卵焼き器など身近な道具で作れる手順を中心に、簡単なおつまみからおかず、軽食やおやつになる応用まで幅広く扱います。初心者でも取り組みやすいレシピを多く載せています。
こんな方におすすめ
- 忙しくて短時間で料理を済ませたい方
- 子どもや家族と楽しめるメニューを探している方
- 明太子・チーズ・もちの組み合わせが好きな方
本書で学べること
- 電子レンジで手早く作る基本レシピ
- もんじゃ焼き風やピザ風などのアレンジ
- 具材の配分や加熱のコツ、保存の注意点
調理前のポイント
材料は明太子の塩分やチーズの塩気を考えて調整してください。もちが熱くなるので取り扱いに注意し、電子レンジやフライパン使用時は火傷予防を心がけてください。道具は家庭にあるもので十分ですので、まずは気軽に試してみてください。
電子レンジで簡単!明太もちチーズ
材料(1〜2人分)
- 切り餅:2個
- 明太子:1腹(約30g)
- ピザ用チーズ:適量(30〜50g)
- マヨネーズ:大さじ1
- 刻みのり・青ねぎ:お好みで
下ごしらえ
- 明太子は皮を取り、中身をスプーンでほぐします。辛さが強ければ、白い部分を取り除くとまろやかになります。
- 切り餅は耐熱皿に並べ、ラップをふんわりかけます。
作り方
- 電子レンジ(600W)で餅を約40〜60秒加熱し、やわらかくします。柔らかさは機種や餅の厚さで変わるので様子を見ながら加熱してください。
- 小さな器にほぐした明太子とマヨネーズを混ぜ、明太マヨソースを作ります。
- 柔らかくなった餅に明太マヨを適量のせ、その上にピザ用チーズをたっぷりのせます。
- トースターまたはオーブントースターでチーズがとろりと溶け、表面に軽く焼き色がつくまで焼きます(約3〜5分)。
コツ・ポイント
- 餅を柔らかくしすぎると形が崩れるので、加熱は短めにして様子を見てください。
- 明太子は加熱しすぎると辛味が強くなることがあるので、ソースにしてからのせると味が安定します。
- 好みでマヨネーズを少し増やすとコクが出ます。
保存と再加熱
- 作り置きはあまりおすすめしませんが、冷蔵保存する場合は密閉容器で1日以内に食べてください。
- 再加熱は電子レンジで20〜30秒、またはトースターで短時間温めると香ばしさが戻ります。
食べ方の提案
- 刻みのりや刻みネギを散らすと風味が増します。
- おつまみには小さめに切って出すと食べやすくなります。
クリーミーな明太もちチーズもんじゃ焼き
料理の概要
明太子のピリッとした風味と、もちのもっちり感、スライスチーズのまろやかさを、牛乳で作る生地でまとめたクリーミーなもんじゃ焼きです。キャベツや桜えび、天かすで食感とボリュームを出し、食べ応えを高めます。
材料(2人分)
- 明太子:1腹(約50g)
- もち:2個
- スライスチーズ:2枚
- 薄力粉:40g
- 牛乳:200ml
- 水:50ml(生地の調整用)
- キャベツ:150g(みじん切り)
- 桜えび:大さじ1
- 天かす:大さじ2
- サラダ油:適量
- 刻みねぎ、ソース、マヨネーズ:お好みで
作り方
- 明太子は皮を取り出してほぐす。もちを一口大に切る。キャベツは細かく切る。
- 薄力粉に牛乳を少しずつ加え、ダマがなくなるまでよく混ぜる。硬さは水で調整する。
- フライパンやもんじゃ用の鉄板を中火で温め、油を薄く引く。キャベツ、桜えび、天かすを炒める。
- 炒めた具に生地を流し入れ、中央にもちと明太子をのせる。スライスチーズをちぎって散らす。
- 生地がふつふつしてきたらヘラで軽く混ぜ、とろみが出たら小さな皿のように広げて焼く。お好みでソースやマヨネーズをかけ、刻みねぎを散らす。
調理のポイント
- 生地は牛乳を主体にすることで濃厚さが出ます。だまにならないよう少しずつ加えてください。
- もちを先に少し焼くと焦げ付きにくくなります。チーズは後から加えるととろけて美味しく仕上がります。
- 明太子の塩分は商品で違うので、味見をしながら量を調整してください。
栄養面の工夫
牛乳とチーズでカルシウムとタンパク質が補えます。キャベツや桜えびでビタミンやミネラルも摂れるため、満足感と栄養のバランスが良い一品です。
卵焼き器で作る!明太チーズ餅ピザ
はじめに
お餅をピザ生地の代わりに使い、卵焼き器で手軽に焼くピザ風のおつまみです。もっちり食感と明太マヨの辛味、溶けたチーズの組み合わせがよく合います。おやつやランチにもぴったりです。
材料(2人分)
- 切り餅 2個
- 明太子 1腹(または明太マヨ 大さじ1)
- マヨネーズ 大さじ1
- ピザ用チーズ 40〜60g
- 青ねぎや刻みのり 適量
- サラダ油 少々
下準備
- 明太子は薄皮を取り、マヨネーズと混ぜてソースを作ります。市販の明太マヨでも可です。
- 餅はラップで包み、電子レンジで10〜20秒ほど柔らかくします(様子を見て調整)。
作り方
- 卵焼き器に薄く油をひき中火で温めます。餅を真ん中に置き、木べらで軽く押して平らにします。
- 表面が程よく柔らかくなったら、明太マヨをのせ、チーズをたっぷり乗せます。蓋があれば蓋をしてチーズがとろけるまで1〜2分加熱します。
- チーズが溶けて餅の縁が少し色づけば火を止め、青ねぎや刻みのりを散らして完成です。
焼き方のポイント
- 焦げやすいので中火〜弱火でゆっくり加熱してください。
- 餅が固い場合はレンジ加熱を短くし、卵焼き器で伸ばしながら調整します。
アレンジ例
- 明太の代わりにツナマヨ、キムチ+チーズでも美味しいです。
- 小さめの餅を数個使い、ミニピザにしても楽しいです。
盛り付け・食べ方
熱いうちに切り分けて、そのまま召し上がってください。お好みで黒コショウやレモンを少々かけると味が引き締まります。
バリエーション豊富!明太もちチーズアレンジ
はじめに
明太もちチーズは、明太子のピリッとした旨みとチーズのコク、餅のもちもち感が一体になる万能素材です。ここでは手軽に作れるアレンジをいくつか紹介します。普段の食事からおつまみまで応用できます。
1. もんじゃ風明太もちチーズ
- 材料:餅1枚、明太子大さじ1、ピザ用チーズ適量、キャベツ少々
- 作り方:鉄板で刻んだキャベツを炒め、餅・明太子・チーズを加えて溶かしながら全体を混ぜます。焦げ目がついたら土手を崩して召し上がれ。
2. 明太グラタン風
- 材料:餅1〜2個、明太子大さじ1、ホワイトソース(市販可)適量、チーズ
- 作り方:耐熱皿にホワイトソースと明太子を混ぜ、餅をのせてチーズを散らしオーブンで焼きます。表面がこんがりしたら完成です。
3. 明太もち餃子
- 材料:餃子の皮、餅小片、明太子、チーズ
- 作り方:皮に餅・明太子・チーズを包み、フライパンで焼いて蒸し焼きにします。外はパリッと中はとろり。
4. 明太チーズトースト
- 材料:食パン、餅薄切り、明太子、チーズ
- 作り方:パンに明太子を塗り餅とチーズをのせてトーストします。朝食や軽食におすすめです。
5. 小さなおつまみ串
- 材料:餅一口サイズ、明太子、チーズ、ピック
- 作り方:餅に明太子とチーズをのせて軽く炙り、串に刺します。パーティー向けの一品になります。
コツと応用
- 明太子は塩分があるため加える量を調整してください。チーズは溶けやすいタイプを選ぶと扱いやすいです。余った明太もちチーズは冷凍保存できます。
明太もちチーズ巻きのアレンジ
概要
おなじみの明太もちチーズを海苔で巻き、フライパンで蒸し焼きにする簡単おつまみのアレンジ集です。もちのもっちり感ととろけるチーズ、海苔の香りが合わさり、お弁当にも向く一品になります。
基本の作り方(手早く)
- もちを食べやすいサイズに切る。
- もちに明太マヨを薄くのせ、チーズをのせる。
- 海苔で包んで巻き、巻き終わりを下にしておく。
- フライパンに薄く油をひき、巻き終わりを下にして中火で焼く。表面に焼き色がついたら弱火にし、水大さじ1〜2を入れて蓋をし、蒸し焼きにする。もちが柔らかくなりチーズがとろけたら蓋を外して水分を飛ばす。
アレンジ例
- しそ明太:大葉を巻くと爽やかに。
- ベーコン巻き:外側にベーコンを巻いて香ばしく焼く。
- キムチ明太:刻んだキムチを挟んでピリ辛に。
- 海苔チーズふりかけ:仕上げに青のりやいりごまを振る。
お弁当・保存のコツ
冷めても食べやすいように一口サイズに切ってラップで包むと便利です。冷蔵保存は当日中に、温め直すときはトースターや電子レンジで短時間加熱してください。
仕上げのポイント
海苔は蒸し焼きで湿りやすいので、最後に強めに焼いて香ばしさを出すと食感が良くなります。ぜひ好みの具材で試してみてください。