目次
はじめに
本記事の目的
本記事は、明太子ときゅうりを使った簡単で火を使わないおつまみや副菜のアイデアを紹介します。明太子のピリ辛さときゅうりのさっぱり感を活かしたレシピを中心に、忙しい日や暑い季節に手軽に作れるメニューをそろえました。
どんな人におすすめか
- 時短でおかずを用意したい方
- お酒のおつまみを手軽に作りたい方
- 火を使いたくない日や暑い日にさっぱりしたものが食べたい方
本記事の特徴
- 火を使わずに作れるレシピが中心です
- 調味料や具材のアレンジ例を多く掲載します
- すぐに作れる手順と保存のポイントも丁寧に説明します
用意する基本の材料と道具
- 明太子(市販のほぐし明太など)
- きゅうり
- マヨネーズ、しょうゆ、ポン酢などの調味料
- 包丁、まな板、小鉢
お読みになる際のヒント
写真や工程がなくても分かりやすいように、手順は短くまとめます。味の調整やアレンジ例も各章で具体的に示しますので、ご自身の好みに合わせて楽しんでください。
次の章から、定番の「明太マヨきゅうり」やちくわやパスタ応用など、実践しやすいレシピを順にご紹介します。
明太子ときゅうりの王道レシピ「明太マヨきゅうり」
材料(2人分)
- きゅうり:1本
- 明太子:1腹(お好みで増量可)
- マヨネーズ:大さじ1
- 醤油:小さじ1
作り方
- きゅうりは洗って両端を落とし、乱切りまたは一口大の輪切りにします。水気が多いと味が薄まるので、軽くキッチンペーパーで拭きます。
- 明太子は皮を取り出し、身をボウルに入れてほぐします。
- きゅうりと明太子を合わせ、マヨネーズと醤油で和えます。味を見て明太子やマヨを足してください。
コツとアレンジ
- 明太子を多めにすると風味がぐっと増します。辛さが気になる場合はマヨ多めにしてまろやかにします。
- 刻み海苔や白ごまを振ると香りが立ち、食感もよくなります。
保存・お弁当向け
- 食べきる分だけ作るのが基本ですが、冷蔵で1日程度保存可能です。弁当に入れる場合は水気をよく切って詰めてください。
ちくわ・みょうがと合わせてボリュームアップ「ちくわとみょうがの明太子和え」
材料(2〜3人分)
- ちくわ:5本
- 明太子:1腹
- きゅうり:1本
- みょうが:2本
- ごま油:大さじ1
- めんつゆ:小さじ1
- 白ごま・七味唐辛子:お好みで
下ごしらえ
- きゅうりは薄切りにして塩もみし、5分ほど置いて水気を絞ります。水分はしっかり切ると味がぼやけません。
- 明太子は皮を除きほぐします。ちくわは斜め薄切り、みょうがは縦半分にしてから薄切りにします。
作り方
- ボウルに明太子、ごま油、めんつゆを入れてよく混ぜます。
- きゅうり、ちくわ、みょうがを加えて和えます。
- 味を見て必要ならめんつゆで調整し、白ごまや七味をふって出来上がりです。
盛り付けと保存のコツ
- 冷蔵庫でよく冷やすと味がなじみます。食べる直前に盛るとみょうがの香りが生きます。
- 2日以内に食べ切ることをおすすめします。
ワンポイント
ごま油は香りを活かすため最後に回しかけると風味が引き立ちます。みょうがは薄切りにして空気に触れさせると爽やかさが強まります。
パスタにも応用!「明太きゅうりスパ」
冷たい和風の明太きゅうりをパスタに応用した一皿です。きゅうりのさっぱり感と明太子のうま味、バターと牛乳でやさしいコクを出します。刻み海苔をたっぷりのせてどうぞ。
材料(2人分)
- スパゲッティ 180g
- きゅうり 1本
- 明太子 60g
- バター 30g
- 牛乳 大さじ3
- マヨネーズ 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1/2
- 塩・黒こしょう・刻みのり 適量
作り方
- 下ごしらえ:きゅうりは縦半分に切って斜め薄切りにし、軽く塩をふって5分ほどおき、水気を絞る。明太子は皮を取ってほぐす。
- ソース:耐熱容器にバターを入れて電子レンジで10〜20秒ほど溶かし、明太子、牛乳、マヨ、しょうゆ、黒こしょうとよく混ぜる。
- パスタを茹でる:塩を加えた湯で表示時間より1分短めに茹で、冷水でしっかりと締めて水気を切る。
- 和える:冷えたパスタをボウルに入れ、ソースを加えて全体を手早く和える。最後にきゅうりを混ぜ、味を見て塩で調整する。
- 盛り付け:皿に盛って刻みのりをたっぷりのせ、好みで黒こしょうをふる。
ポイント・アレンジ
- きゅうりの水気をよく切るとソースが薄まりません。
- 温かいパスタにソースを絡めれば、温製の一品になります。
- レモン汁少々や刻んだ大葉を加えると風味が引き締まります。
カニカマをプラス!「明太カニかまキュウリ」
材料(4人分)
- きゅうり:120g(約1本)
- カニかまぼこ:100g
- 明太子:30g
- しょうが:1かけ(千切り)
- 塩:ひとつまみ
- 白ごま:適量
作り方
- きゅうりは蛇腹切りにして薄く塩を振り、しばらく置いてから軽く水気を絞ります(板ずりしてもOKです)。
- カニかまはほぐして食べやすい長さにします。しょうがは千切りにします。
- 明太子は皮を取り出し、ほぐしておきます。
- ボウルにきゅうり、カニかま、しょうが、明太子を入れて優しく和えます。味を見て塩で調整します。
- 器に盛り、白ごまを振って出来上がりです。
ポイントとコツ
- 蛇腹切りにすると味がよく絡み、食感も楽しくなります。
- きゅうりの水分はしっかり切ると味がぼやけません。
- 明太子の塩分により、塩は少なめから調整してください。
アレンジ例
- マヨネーズを少量加えてまろやかにする。
- 刻みのりや青ねぎを散らして彩りを添える。
火を使わずにパパっと!明太子×きゅうりのアレンジ集
基本の作り方(共通の下ごしらえ)
・きゅうりは薄切りか小口切りにし、軽く塩を振って数分置き、水気をしっかり絞ると味がよくなります。
・明太子は皮を取り、中身をほぐしておきます。
1. 明太マヨサラダ
材料:明太子・きゅうり・マヨネーズ・酢少々・砂糖少々
作り方:全て混ぜるだけ。酸味を少し足すとさっぱり食べやすくなります。
2. ごま油醤油の中華風
材料:明太子・きゅうり・ごま油・醤油・白ごま
作り方:ごま油と醤油を少量で和え、白ごまをふるだけ。香りが立っておつまみに最適です。
3. しそ・みょうがの薬味アレンジ
材料:明太子・きゅうり・しそ・みょうが・ポン酢
作り方:薬味をたっぷり加え、ポン酢で和えます。爽やかで夏向きです。
4. うどん・そば・パスタのトッピング
冷やしうどんや冷製パスタにのせるだけで味が決まります。麺つゆやオリーブオイルと合わせても合います。
5. 海苔巻きおつまみ
きゅうりと明太子を海苔で巻き、一口サイズに切るだけ。手軽で見た目もきれいです。
6. クラッカー/バゲットのカナッペ
パンやクラッカーにのせ、刻みねぎやチーズをトッピング。前菜やおつまみに便利です。
7. ツナマヨでボリュームアップ
缶ツナとマヨネーズを合わせ、明太子ときゅうりを混ぜます。ご飯のお供やおにぎりの具にも使えます。
8. ひと工夫:塩昆布・ゆかり・柚子胡椒
塩昆布を少し加えると旨味が増します。ゆかりや柚子胡椒で香りを変えて楽しめます。
保存と準備のポイント
・作り置きは1日程度が目安です。水分が出るので食べる直前に和えると食感が良いです。
・味を変えやすいので、少量ずつ調味料を足して調整してください。
どれも火を使わず短時間で作れます。好みの組み合わせを見つけて、気軽に楽しんでください。