目次
はじめに
明太子・きゅうり・卵入りのポテトサラダは、定番のポテトサラダに明太子の旨みと辛味、きゅうりのシャキシャキ感、卵のまろやかさを加えた一品です。家庭にある調味料と少しの下ごしらえで、手軽に作れます。
このサラダは、味のバランスがよく、主菜の付け合わせやお弁当のおかず、おつまみとしても喜ばれます。明太子の塩気がじゃがいものほくほく感とよく合い、きゅうりが食感に変化を与え、卵が全体をやさしくまとめます。
調理はシンプルです。じゃがいもを茹でるか電子レンジで加熱し、きゅうりは薄切りにして塩でもんで水気を絞り、ゆで卵を作ってほぐします。味付けはマヨネーズを基本に、明太子の量やマヨの加減で辛さやコクを調節できます。手早く作れて家庭の食卓に合う、親しみやすい一品です。
基本の材料
以下は明太ポテトサラダに必要な基本の材料と、選び方や下ごしらえのコツです。
じゃがいも
中くらいのもの3~4個(約400g)が目安です。粉質でホクホクする「男爵」や、ほどよくしっとりする「メークイン」など好みで選んでください。皮付きのまま茹でてから皮をむくと風味を保てます。茹で時間は竹串がスッと通るまで(約15〜20分)。
明太子
1腹(約60~80g)を目安に。辛さは好みで調整できます。中身をスプーンで取り出して、粗くほぐして使います。加熱しすぎると固くなるので、生のまま混ぜるのが基本です。
きゅうり
1本。薄切りや小口切りにして軽く塩を振り、水気を絞るとシャキッとします。水分が多いと仕上がりが水っぽくなるので注意してください。
卵(ゆで卵)
2個。固めのゆで卵にして潰して加えると食感がやさしくなります。茹で時間は約10分が目安です。
マヨネーズ
大さじ3〜4。明太子の塩分に合わせて加減してください。軽めにしたい時はヨーグルト少量を混ぜるとさっぱりします。
調味料
塩・こしょうは少量で味を整えます。お好みでめんつゆやしょうゆを少量(数滴)加えると味に深みが出ます。
おおまかな作り方
下ごしらえ
- じゃがいもは皮をむき一口大に切ります。レンジの場合は600Wで5〜7分、鍋で茹でる場合は竹串がすっと通るまで加熱します。熱いうちにざっくりつぶし、粗熱を取ります。
- 卵は固ゆでにして(沸騰後9〜11分)殻をむき、粗く刻みます。
- きゅうりは薄切りにして塩(分量外の小さじ1/2程度)をふり、5分ほど置いて出た水分をしっかり絞ります。
- 明太子は薄皮に縦に切れ目を入れ、スプーンなどで中身をしごき出します。
混ぜ方
- ボウルにじゃがいも・明太子・マヨネーズ(目安:じゃがいも中3個で大さじ3〜4)を入れ、ヘラでざっくり和えます。つぶしすぎず形を残すと食感が良くなります。
- きゅうり・卵を加え、軽く混ぜ合わせます。
- 塩・こしょうで味をととのえます。お好みでめんつゆやしょうゆを少量(小さじ1程度)加えると旨みが増します。
仕上げと盛り付け
味を見て必要なら調整し、冷蔵庫で10〜20分冷やすと味がなじみます。器に盛り、刻みのりやパセリをのせて彩りを添えると見た目が良くなります。
おいしくするポイント
じゃがいもの食感
じゃがいもは完全につぶさず、ところどころゴロッとした食感を残すと、口当たりが楽になります。皮を少し残すと香りと食感が増します。マッシャーやフォークで粗めにつぶすと失敗が少ないです。
塩加減と味見
明太子に塩分があるため、塩は少なめにして味見を繰り返してください。最初は控えめに加え、混ぜたあとに最後の味を調整します。
明太子と卵の割合
卵を多めにするとマイルドでクリーミーになります。明太子を多めにするとおつまみに合うしっかりした味に。好みで量を調整してみてください。
火加減と仕上げ
卵は火を通しすぎると固くなるので、弱火でふんわりと仕上げます。明太子は短時間で風味が立つので、加熱しすぎないように注意してください。
盛り付けとアクセント
刻みねぎ、刻んだ海苔、レモンの薄切りや黒コショウを添えると味が引き締まります。仕上げにオリーブオイルを少量たらすとコクが増します。