バターなしでも絶品!明太子と大葉のパスタレシピ

はじめに

このレシピの特徴

明太子・大葉・パスタを使った、バターを使わない明太子パスタの紹介です。オリーブオイルやサラダ油、少量のマヨネーズ、めんつゆでコクと旨味を補います。バターが苦手な方や、さっぱりめに仕上げたいときに向いています。短時間で作れて、ランチや平日の夜ごはんに便利です。

こんなときにおすすめ

  • バターを控えたいとき
  • 食べ飽きないあっさり味にしたいとき
  • 大葉の爽やかな香りを楽しみたいとき

この章で学べること

本書では、材料選びのポイント、油やマヨネーズでコクを出す方法、めんつゆの使い方、味の調整テクニックを順を追って説明します。基本の作り方を押さえれば、辛さや油の量を好みに合わせて簡単に変えられます。

用意する主な材料(目安・2人分)

  • パスタ:160〜200g
  • 明太子:1腹(薄皮を取り中身を使う)
  • 大葉:4〜6枚(刻む)
  • オリーブオイルまたはサラダ油:大さじ1〜2
  • マヨネーズ:小さじ2〜大さじ1(好みで調整)
  • めんつゆ:小さじ1〜大さじ1(濃さに応じて調整)
  • 塩・黒こしょう:適量

次章で、基本の作り方を写真や手順つきで詳しく説明します。まずは材料をそろえておくとスムーズです。

基本のバターなし明太子パスタ

材料(1人分)

  • スパゲッティ:80〜100g
  • 明太子:1/2〜1腹分(中身)
  • 大葉:3〜5枚(細切り)
  • オイル:オリーブオイルまたはサラダ油 大さじ1前後
  • しょうゆ:小さじ1/2〜1 または めんつゆ(2〜3倍濃縮)大さじ1弱
  • マヨネーズ(好みで):大さじ1前後
  • 塩:ゆで用適量

下ごしらえ

  1. 明太子は包丁で切らず、スプーンで中身をこそげ出します。塩気を見て量を調整してください。
  2. 大葉は軸を取り、細切りにしておきます。

作り方

  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(湯1Lに対して8〜10gを目安)を入れてパスタを表示時間通り茹でます。
  2. ボウルに明太子、オイル、しょうゆ(またはめんつゆ)、マヨネーズを入れてよく混ぜます。
  3. 茹で上がったパスタをざるにあけ、湯切りします。熱いうちに2のボウルに入れてよく和えます。ソースが固ければ茹で汁を少しずつ加えて好みのとろみを作ります。
  4. 器に盛り、大葉をたっぷりのせ、好みで刻みのりを散らします。

ポイントとアドバイス

  • 明太子は塩味が強いので、しょうゆやめんつゆは少しずつ足して味を調整します。
  • オイルは香りの強いものを使うと風味が立ちます。オリーブオイルならエクストラバージン、軽めの香りが好みならサラダ油でもよいです。
  • マヨネーズを入れるとまろやかさが増し、バターなしでもコクを感じられます。

盛り付けの提案

  • レモンを一切れ添えるとさっぱりします。
  • 粉チーズは合いませんが、刻みのり・白ごま・刻みねぎは相性が良いです。

バターなしでコクを出すコツ

バターを使わずに明太子大葉パスタに満足感を出すには、乳化と旨味、香りを意識します。ここでは実践しやすいコツを具体的に紹介します。

マヨネーズで乳化とコクを出す

  • 使う量:2人分で大さじ1程度を目安に。少量で十分です。
  • 理由:マヨネーズの油分と卵黄が乳化を助け、クリーミーさとまろやかなコクを補います。
  • 加え方:火を止めた状態のパスタに明太子と混ぜ、最後にマヨネーズを加えて余熱でなじませます。高温だと分離するので注意です。

オリーブオイル多め+めんつゆで和風の旨味

  • 配合例:オリーブオイル大さじ2〜3、めんつゆ(濃縮2倍なら)小さじ1〜2。
  • 効果:オリーブオイルの滑らかさに、めんつゆのうま味と塩気が加わり、あっさりしつつ満足感のある味になります。
  • 合わせ方:明太子をほぐしてオイルとめんつゆでのばしてからパスタに絡めます。大葉や刻み海苔がよく合います。

物足りなければ足す風味

  • にんにく:すりおろし少々(小さじ1/4程度)。弱火で香りを出してから使うと主張しすぎません。
  • 粉チーズ:小さじ1〜2でコクを補えます。入れすぎるとチーズ感が強くなるので控えめに。
  • その他:黒胡椒や白ごまをひとふりするとアクセントになります。

仕上げの簡単手順

1) パスタを茹で、茹で汁を少量(お玉1/2杯ほど)取る。
2) 明太子をほぐし、オリーブオイルとめんつゆ(またはマヨ少量)でのばす。
3) 火を止めたフライパンでパスタと調味混合物をさっと和え、茹で汁で濃さを調整。
4) 大葉や刻み海苔をのせて仕上げる。

注意点

  • マヨネーズは少量ずつ加えて味を見てください。
  • 高温だと乳化が崩れるので、仕上げは余熱中心に行ってください。
  • めんつゆは種類で塩分が違うため、入れすぎに注意します。