電子レンジで簡単調理!明太とじゃがバターの絶品レシピ集

はじめに

本ドキュメントへようこそ。本書は「明太子×バター×じゃがいも」で作る簡単おつまみ・おかず、通称『明太じゃがバター』に特化したレシピ集です。電子レンジで手早く作れる基本レシピから、マヨネーズやフライパン、グラタン風、海鮮アレンジまで、家庭で再現しやすいレシピを丁寧に紹介します。

本書の目的

・簡単に作れて食卓やお酒の席で喜ばれる料理を届けること。
・初心者でも失敗しにくい手順と調味のコツを示すこと。

掲載内容の概略

第2章:電子レンジでの基本レシピ
第3章:マヨネーズでコクを出すアレンジ
第4章:フライパンで香ばしく仕上げる方法
第5章:和風グラタン風のアレンジ
第6章:いかなど海鮮を使った応用レシピ

明太じゃがバターの魅力

明太子の旨みとバターのまろやかさが、ほくほくのじゃがいもによく合います。短時間で作れるため、忙しいときの一品やおつまみに最適です。

調理のポイントと注意

じゃがいもは火の通りが均一になるよう大きさをそろえて切ると失敗が少ないです。電子レンジ使用時は穴をあけるか、ラップで蒸気を逃がしてください。明太子は塩分が強いので味見をしながら調整します。

続く各章で、具体的な材料、手順、アレンジのコツを詳しく解説していきます。どうぞお楽しみください。

電子レンジで簡単!基本の「明太じゃがバター」レシピ

材料(1〜2人分)

  • じゃがいも:2個(約300g)
  • 明太子:1腹(約30g) ※辛さが苦手ならたらこで代用
  • 有塩バター:15g
  • 青ネギ:1本(小口切り)
  • 塩・こしょう:適量

作り方

  1. じゃがいもをよく洗う。皮はつけたままでも、むいても構いません。
  2. ラップで包み、600Wの電子レンジで8〜9分加熱する。大きさによって1〜2分前後調整してください。
  3. 加熱後は取り出すと非常に熱いので注意。十字に切り込みを入れ、切り目を軽く開く。
  4. 明太子は腹を縦に切り、薄皮を開いて中身を取り出すか、半分に切ってそのままのせる。バターをのせる。
  5. 青ネギを散らし、好みで黒こしょうをふって完成です。

ポイント

  • 明太子は塩気があるので、塩は控えめにすることをおすすめします。
  • 皮つきだと食感と栄養が楽しめます。皮をむく場合は加熱前にむいてください。
  • ラップを外すときは蒸気に注意し、やけどに気をつけてください。
  • じゃがいもの大きさで加熱時間を調整し、串やフォークで柔らかさを確認してください。

マヨネーズでコクアップ!「明太バターマヨじゃが」

材料(2人分)

  • 新じゃが:2個
  • 明太子:10g(皮を取り除く)
  • マヨネーズ:大さじ1
  • バター:5g×2個
  • あおさ:少々

下ごしらえ

  1. 新じゃがはよく洗い、芽があれば取り除きます。大きさに合わせて半分または一口大に切ります。
  2. 明太子は包丁で縦に切り、スプーンで中身をそぎ出しておきます。

作り方

  1. 切ったじゃがいもを耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけます。電子レンジ(600W)で約4〜6分加熱し、竹串がスッと通るまで加熱します。
  2. 加熱後、熱いうちに軽くつぶして食感を残します(フォークで形を整える程度)。
  3. 明太子とマヨネーズを小さなボウルでよく混ぜ、ソースを作ります。
  4. じゃがいもに明太マヨを適量かけ、上にバター5gをひとかけずつのせます。バターが溶ける熱で味がなじみます。
  5. 最後にあおさをふりかけて、香りをプラスして完成です。

ワンポイントアドバイス

  • 明太子の塩分は商品によって差があります。味見をしてマヨの量を加減してください。
  • じゃがいもは加熱しすぎると水っぽくなるので、加熱時間は様子を見ながら調整してください。
  • 表面を少し焼き目にしたい場合は、仕上げにオーブントースターで1〜2分ほど焼くと香ばしくなります。

温かいうちにどうぞ。おつまみや副菜として、濃厚な明太マヨとバターの相性が良い一品です。

香ばしさアップ!フライパンで作る「明太(たらこ)バターじゃがいも」

材料(2人分)

  • じゃがいも:2個
  • たらこ1腹または明太子(小)1本
  • バター:20g
  • サラダ油またはオリーブ油:小さじ1
  • 塩・こしょう:少々
  • 粗びき黒こしょう:少々

作り方

  1. じゃがいもは皮付きのままよく洗い、ラップで包んで電子レンジで約4〜6分(串がすっと通るまで)加熱します。熱いので取り扱いに注意してください。
  2. 食べやすい厚さ(約7〜8mm)にスライスします。皮が気になる場合は剥いても構いません。
  3. フライパンに油を熱し、中火でじゃがいもを並べて焼き色が付くまで動かさずに焼きます。両面にこんがりとした焼き色が付くまで焼いてください。
  4. 火を弱めてバターを加え、じゃがいもに絡めます。バターが溶けて全体に馴染んだら、たらこの皮を除いて身だけを加え、手早く混ぜ合わせます。たらこは長時間加熱すると固くなるので手早く扱います。
  5. 味見をして塩加減を調整し、仕上げに粗びき黒こしょうをふって出来上がりです。

ポイント

  • じゃがいもは男爵ならほくほく、メークインならしっとりした食感になります。好みで選んでください。
  • たらこの塩気で十分なことが多いので、塩は少なめに。黒こしょうが香りと辛みを引き立てます。
  • バターは焦がさないよう火加減を調整してください。

バリエーション

  • マヨネーズを少量加えるとコクが増します。
  • 粉チーズや万能ねぎをトッピングすると風味が変わって楽しめます。

盛り付けは熱いうちに。おつまみやご飯のおかずにぴったりの一品です。

明太子で和風グラタン!「じゃが明太グラタン(基本レシピ)」

概要

じゃがいもをやさしくマッシュして明太子を混ぜ、チーズで焼き上げる和風グラタンです。ほくほく感と明太のピリッとした旨みがよく合います。

材料(2〜3人分)

  • じゃがいも 3個
  • バター 20g
  • 牛乳 80ml
  • 明太子 1腹
  • ピザ用チーズ 適量
  • 塩・こしょう 少々

作り方

  1. じゃがいもは皮をむき一口大に切り、鍋で柔らかくなるまで茹でます。串がすっと通れば十分です。
  2. 湯を切り、熱いうちにバターと牛乳を加えてマッシュします。塩・こしょうで味を整えます。
  3. 明太子は薄皮を取り、スプーンで中身をほぐして2に混ぜます。明太子を全部入れると味が強くなるのでお好みで調整してください。
  4. 耐熱皿に入れてチーズをのせ、200℃のオーブンで10〜12分、表面にこんがり焼き色が付くまで焼きます。

アレンジとコツ

  • 明太子を増やすとパンチが出ます。パン粉を振ってから焼くと表面がサクサクになります。
  • 青ねぎや刻みのり、大葉を散らすと香りが良くなります。
  • 保存は冷蔵で2日ほど。再加熱はオーブントースターが最も風味を保てます。

海鮮アレンジ!「いか明太じゃがバター」

  • 材料(2人分)
  • じゃがいも:2個(加熱済み)
  • 切りいか:100g
  • 明太子:1腹またはチューブ大さじ1
  • バター:10g
  • しょうゆ:小さじ1
  • 大葉:適量
  • 塩・こしょう:少々

  • 下ごしらえ

  • じゃがいもは皮をむき一口大に切り、レンジや茹でで加熱しておきます。
  • 明太子は薄皮を取り除き、スプーンでほぐします。
  • いかは軽く塩を振り、水気を拭き取ります。

  • 作り方

  • フライパンを中火で温め、バターの半量を溶かします。
  • いかを加え、色が変わるまでさっと炒めます(1〜2分)。
  • じゃがいもを加え、全体を軽く炒め合わせます。油が回ったら残りのバターを加えます。
  • しょうゆを鍋肌に回し入れ、香りを立たせます。塩・こしょうで味を整えます。
  • 火を止めてから明太子を加え、手早く混ぜます(明太子は長時間加熱しないこと)。

  • ポイント

  • じゃがいもは加熱済みを使うと短時間で仕上がります。
  • 明太子は最後に加えて風味を生かします。
  • しょうゆで味をまとめ、バターと明太子でコクを出します。

  • 盛り付けとアレンジ

  • 器に盛り、刻んだ大葉を散らして香りを添えます。好みで黒こしょうや刻み海苔をかけてもよいです。
  • いかの代わりにほたてやエビを使うと、また違った海鮮の味わいが楽しめます。

  • 注意点

  • 明太子の塩分は商品によって差があるため、味見をしながら量を調整してください。