目次
はじめに
本書は、明太子を使ったパスタの中でも「めんつゆ×マヨネーズ」を組み合わせた和風・和洋折衷の簡単レシピを紹介します。
誰に向けた記事か
忙しい方、料理初心者、一人暮らしの方に向けています。家にある調味料だけで手早く作れる内容を中心にしています。
この記事で学べること
- めんつゆとマヨネーズで作る基本の明太子パスタの作り方
- コクを出すちょっとした工夫やバリエーション
- 時短のコツや保存の注意点
特徴
- 材料は少なくて簡単です。パスタを茹でる時間がほとんどの調理時間です。
- 調味はめんつゆとマヨネーズでまとめるので失敗が少ないです。
準備のポイント
明太子は皮を外してほぐしておきます。めんつゆは濃さによって量を調整してください。マヨネーズはコク出しと乳化の役目をします。
次章から、具体的なレシピとアレンジを順にご紹介します。ぜひ気軽に試してみてください。
【明太子パスタの新定番】めんつゆ×マヨネーズで作る簡単和風パスタ3選
はじめに
明太子パスタをもっと手軽に、かつ深いコクで楽しめるレシピを3つ紹介します。共通のポイントは「めんつゆ+マヨネーズ」。めんつゆで和の旨味を、マヨネーズでまろやかなコクを加え、短時間で満足感のある一皿に仕上げます。
基本の作り方(共通)
- 明太子は薄皮を除き、ほぐします。
- 茹で上がったパスタ(1人分100g目安)は湯を切り、熱いうちに調味料と和えます。
- 調味料はめんつゆ小さじ2〜大さじ1、マヨネーズ大さじ1を基準に味を調整してください。
3つのレシピ(概要)
1) 明太子×めんつゆ×マヨの基本和風パスタ
– 材料目安:パスタ100g、明太子1/2腹、めんつゆ小さじ2、マヨ大さじ1
– 調理時間:15〜20分
– ポイント:仕上げに刻みのりで風味アップ。
2) バター香る明太子としそ(第3章で詳述)
– 醤油感を控え、バターで香りを出すタイプ。しそが香りのアクセントになります。
3) しそまみれの明太子マヨパスタ(第4章で詳述)
– 青じそをたっぷり使うさっぱり系。暑い日にも合います。
保存・アレンジのコツ
- 余ったソースは冷蔵で1日。再加熱はせず、温かい茹でたてと和えると風味が生きます。
- きのこやツナ、オクラなど冷蔵常備の材料で簡単にバリエーションが作れます。
調理のポイント
- 味は少し薄めに作り、仕上げで塩気を整えると失敗が少ないです。
- 茹で汁を少量加えるとソースが乳化してよく絡みます。
① バター香る♪ 明太子としそのパスタ(めんつゆで和風に)
材料(2人分)
– スパゲティ:200g
– 辛子明太子:2腹(約80〜100g)
– 青じそ(大葉):8枚
– 有塩バター:20g(塩分が気になる時は15g程度)
– めんつゆ(3倍濃縮推奨):大さじ1(15ml)
– 粗びきこしょう:少々
– パスタのゆで汁:大さじ4〜5(60〜80ml)
– 刻みのり:適量
作り方
1. 大葉は軸を切り落とし、せん切りにして冷蔵しておきます。明太子は皮を取り、中身をほぐします。
2. 塩を入れたたっぷりの湯でスパゲティを袋表示の時間通りに茹でます。
3. フライパンを弱火にかけ、バターを溶かします。バターがふんわりしたら火を止め、明太子とめんつゆ、こしょうを加えてよく混ぜます。
4. 茹で上がったパスタをざるに上げ、湯切りを軽くした後フライパンへ入れます。ゆで汁を少しずつ加えながら中火で手早く和え、ソースを乳化させます。
5. 火を止めて青じその半量をさっと混ぜ、器に盛ります。残りの青じそと刻みのりをのせて出来上がりです。
ポイント
– めんつゆは濃さにより加減してください。味が濃いと感じたらゆで汁で調整します。
– 有塩バターを使う場合は塩分が加わるため、めんつゆを控えめにします。
– ゆで汁はソースをなじませる重要な役目をします。少しずつ加えて好みのとろみになるまで調整してください。
– 作りたてが一番香り高くおいしいので、手早く和えて温かいうちに召し上がってください。
② 『しそまみれの明太子マヨパスタ』(青じそ30枚使用!)
材料(1〜2人分)
- スパゲティ 160g
- 青じそ 30枚
- 辛子明太子 1腹(約80g)
- マヨネーズ 大さじ2
- バター 10g(室温)
- にんにくすりおろし 小さじ1/2
- 塩・黒こしょう 少々
作り方
- 青じそは洗って水気を切り、芯を取ってせん切りにします。多めに用意すると香りが際立ちます。
- 明太子は皮を外してボウルへ。マヨネーズ、にんにく、室温に戻したバターを加え、よく混ぜて明太マヨソースを作ります。
- 塩を入れた湯でスパゲティを表示時間通りに茹でます。茹で上がる直前にカップ1/4程度の茹で汁を残します。
- 茹で上がった麺は湯を切り、熱いうちに明太マヨと茹で汁を少しずつ加えてよく和えます。ソースが固い場合は茹で汁で調整します。
- せん切りにした青じその半量を麺と合わせ、優しく和えます。器に盛り、残りの青じそをたっぷりのせて香りを楽しみます。
- 味見して塩・黒こしょうで調えます。辛さが強ければマヨを少し足すとまろやかになります。
ポイント
- 青じそはたっぷり使うと清涼感が出ます。30枚はしその香りを存分に感じたい方にぴったりです。
- マヨネーズが辛さを和らげ、バターでコクが出ます。バターは室温に戻すとソースになじみやすいです。
- にんにくは控えめにするとしその風味を壊しません。お好みで刻み海苔や白ごま、レモンを添えてください。